エスカレーターの片側立ち問題!

福岡市市営地下鉄天神駅のエスカレーターの取り組みについて紹介いたします。

エスカレーター利用者の多くは、片側に立ちます。

エスカレーターの暗黙ルール

「急いでいる人はお先にどうぞ」という暗黙ルールがあるからです。

この風潮が広まったのは、高度経済成長期。がむしゃらに働くサラリーマンたちが急いで上り下りできるようにという配慮から作られた、と言われます。それがあたかもマナーであるかのように浸透してきました。

しかし、暗黙のルールで定められた片側に立つのが難しいと困っている人もいます。けがや病気でどちらかに寄って立つことが難しい人たちです。エスカレーターに乗っていて、後ろから急ごうとしている人が来るのはとても大きなプレッシャーになっています。中にはエスカレーターを暗黙ルールの歩く列側にいることで心無い言葉を投げつけられた人もいます。

がむしゃらにエスカレーターを上り下りするのは一昔前の時代の話。今求められているのは、誰もが安心して暮らせる社会です。

地下鉄のエスカレーターの取り組み

福岡市市営地下鉄天神駅では、朝プラカードを持って両側に立つように促す取り組みをしています。

ぜひ両側に乗ってみてくださいね!

最後までお読みいただきありがとうございました。