自費リハビリの短期集中リハビリとは?
通常、リハシード福岡の川平法リハビリは週1~2回60分もしくは90分のリハビリを行い、脳卒中片麻痺の改善を促していますが、今回GW後半の4日間限定で短期集中リハビリを開催しました。
介護保険の短期集中リハビリは聞いたことがあるかとは思いますが、自費リハビリでの短期集中リハビリとは、どのようなことをするのでしょうか?
- 自費リハビリの短期集中リハビリとは?
- 初回の流れ
- 内容
- 受けた結果
- 短期集中リハビリを終えて
以上をご紹介しています。短期集中リハビリでの改善を動画もありますので、ぜひご覧ください。
自費リハビリの短期集中リハビリとは?
短い期間で連続して集中的にリハビリを行うプログラムです。介護保険の短期集中リハビリテーション実施加算ではありません。
対象となるのは、
- エリア外、福岡県外、海外の在中で福岡の指定したクリニック及びトレーニングジムに来ることができる
- 普段は仕事で十分なリハビリをしたいけれど時間が合わない
- 通常、十分なリハビリを受けていると思っていない、もっとリハビリがしたい
- 日常、お仕事等でリハビリが十分に受けられない
- 近くに川平法リハビリを受けられる施設がない
- リハビリを受けたいが、一人では移動が難しく、家族のお休みを利用して移動ができる
今回は、海外、県外、市外の3組と個別に行いました。「継続した利用が困難」な場合には、ご家族への川平法指導も行います。
初日の流れを紹介
①カウンセリング
事前に頂いた基本情報を元にこれまでの経緯やこれからの目標など、本人とご家族様にお伺いします。
②川平法の説明
③初回評価
評価は、病院で行うことと同じ評価法を使用しています。症状により左右差を測るスピードテストも行いますよ!
④川平法リハビリ開始
残りのお時間は川平法リハビリとなります。
初めて受けられる場合は過緊張傾向にあります。大切なのは、「リラックス、痛みのない範囲で動かすこと」です。
最初、過緊張気味になることが多いですが、リラックスして自分で動かすことを誘導していきますのでご安心ください。
受けていくと、1つの関節に100回動かす理由を本人様と家族様も納得されることが多いです。
川平法を習いたい家族様は、初回は川平法リハビリを見学して頂いて、2回目よりお教えいたします。
内容
初回以降の内容です。
①川平法リハビリ
療法士が動かしやすいように促していきますので、それに合わせて自分で動かしてみます。
最初は、仰向けもしくは横向きになった姿勢で動かしている手や見れるなら足を見ながら行います。
各関節50回×2セットを目安に行います。
②自主トレーニング・自宅での麻痺肢の使い方について
歩行については、療法士から自主トレーニングをお伝えすることが多いです。
手は、症状に応じて日常での使う場面などをご本人や家族様と一緒に提案を考えていきます。
短期集中リハビリにて少しでも改善した手足を継続していけるようにしましょう。
③家族様へ川平法リハビリ
ご希望に応じて、川平法リハビリをご自宅で行うようにお伝えしています。
受けた結果
2日間 合計4回リハビリ施術受けた方
手指が全く動かなかったのが、川平法促通しながら動く反応がみられるようになりました。
歩行は立位バランスの不安定さがあるため、今後も継続できる自主トレーニングを指導しました。
4日間 合計6回リハビリ施術を受けた方
握ったら指が開けなかったのが、ペットボトルを持って蓋が開けられるくらいになりました。時々できていたそうですが、川平法リハビリを継続することで手指が自分の意思で加減して動かしやすくなられました。
歩行は麻痺足を接地がわからない」とのことで、振り出す麻痺足を見ることをお伝えしています。練習では、廊下の縦線を目印に歩行していきました。
4日間 合計4回リハビリ施術を受けた方
失調症状があることと、夕方腕の重みがひどくなるとのことでした。川平法リハビリを行うことで自分で腕を動かす力加減を調整することができるようになり腕の重たさも軽減しました。ご自宅では、「介助スプーンを使っていたのが普通のスプーンを使えました」という嬉しい報告も短期集中リハビリ中に頂きました。箸の使い方の指導もしています。
短い期間でも集中リハビリを行うことで結果を出すことができました。
短期集中リハビリを終えて
定期的に川平法リハビリを受けることができない方々に対して、短期集中リハビリを行いました。短い期間でも改善する傾向がみられました。これからもご家族と受けられた方はぜひ、一緒に川平法リハビリを継続していきましょう。
また短期集中リハビリを開催する時にはお申込みお待ちしております。