歩きやすい身体作り

寒くなると歩きにくさや身体の動しにくさを感じることはありませんか?

片麻痺後遺症の方で腰椎圧迫骨折後のリハビリをした時のトレーニングの一部をご紹介します。

1.日頃の動作を見直し

起居動作や立ち座りを勢いでしていないでしょうか?

バタンと勢いよく横になったりドスンと座ったりする動作は

「せっかちだから」「急いでいたから」と思いがちですが、実は体力が落ちているのかもしれません。続けていくと、腰を痛めることもあります。

「お辞儀をするように座る、立つ」をします。その時、麻痺した膝を見ながらすると麻痺した足にも体重がかかりやすくなります。

不安定な方は手すりを使いながら、起きる時や食事をする時トイレの時など日常のあらゆる立ち座りの場面でこの動作を行うようにしてください。

2.立って左右へ重心移動

麻痺側に偏り過ぎないようにすぐ健側へ戻すように繰り返し左右へ重心移動します。

3.麻痺足を軽く一歩前に出して戻す。

立った姿勢で手すりを持ち、麻痺足を軽く前に出して戻す練習を繰り返し行います。

お一人で立ったり重心移動する時にふらつきがある場合は、付き添いをつけて転倒しないように気を付けてください。

4.体幹・骨盤・足の川平法

以上のような練習を片麻痺後遺症のある腰椎圧迫骨折を患われた方にリハビリをしました。

週3回行い3週間で立位のバランス、歩行状態も改善し安定していきました。

車の乗り降りも楽になった、ということでした。

片麻痺の方が骨折した場合、リハビリで大切にしていることは、

麻痺の痙性を強くしないようにすること、拘縮を防いでいくこと、意図した動作をしやすくすること

今後も腰痛や骨折などが起こらないように、起居や立ち座り、歩き方を見直して動作の再学習をしていくということです。

歩きやすい、動かしやすい身体作りのためにこちらの本をお勧めします。

川平法を受ける前の準備トレーニングとして行われています。

レベル別にトレーニングが分けられ、チェック項目があります。

ご自分の身体に合わせたトレーニングができそうですね!

リハシード福岡では、歩きやすい身体作りの指導や川平法の本を参考にレベルに合わせたトレーニング方法もお伝えしています。

最後までご覧いただきありがとうございました。

#リハシード福岡 #川平法 #促通反復療法 #脳卒中 #脳梗塞 #脳出血 #自費リハビリ #自費訪問リハビリ #片麻痺後遺症改善 #作業療法士 #理学療法士 #訪問リハビリ #腰椎圧迫骨折 #リハビリ #麻痺後のトレーニング