痙縮を和らげる方法4選
痙縮とは
脳卒中後遺症の一つ。意思とは関係なく筋肉の緊張が高まり、手足がつっぱった状態を指します。
痙縮治療の種類
リハビリテーション、内服治療、神経ブロックや毒素の局所注射、整形外科や脳外科的な外科手術などがあります。
また東洋医学の鍼灸もあります。
そのうち4つの方法をご紹介します。
内服薬
痙縮を和らげる薬も種類があります。
「お風呂の時に足指が曲がってくるから歩きにくい」など痙縮により困っていることをより具体的に医師に相談しましょう。
ITB療法
主に重度の痙縮が対象となります。
腹部に埋め込んだポンプとカテーテルを通して、バクロフェンと呼ばれる薬を常に脊髄近くに投与する治療法です。
ボツリヌス治療
ボツリヌス菌が作り出すボツリヌストキシンと呼ばれるたんぱく質を筋肉内に注射する治療法です。
川平法との併用が麻痺の改善を拡大するという報告があります。
振動刺激
振動刺激痙縮抑制法と言われます。
アメリカの「脳卒中治療ガイドライン」にて痙縮への治療が麻痺の改善を拡大するという報告があります。
川平法との併用が麻痺の改善を拡大するという報告は多数あります。

おわりに
痙縮の治療は程度や病気などを考慮して、負担の少ない治療から段階的に行うことが原則です。
日常で困っていることや改善したいことを見なおして、より適切な治療を受けるといいですね。
リハシード福岡では、痙縮のある部位に振動刺激を加え痙縮を和らげた後に川平法を行います。