麻痺の改善に自ら気付くこと

「以前は座っている時の麻痺した手はガチガチにこわばっていたのに、最近手が自然、普通なんです。置いている手が麻痺した手に見えないくらい」とご家族から感想を頂きました。

麻痺手

改めまして、リハシード福岡の樋口です。

寒い日が続いていますが、日の入りが段々と遅くなり春が訪れそうな季節になってきています。

春と言えば、「芽吹く」「成長する」というキーワードが思いつきます。

今回は、この季節にちなんで「成長」ということから、ご自身や周りの方が麻痺の改善に気付いた体験を紹介します。

ご利用者様紹介

ご利用者様の片麻痺のSさん、全く腕も上がらない手指も動かせない状態からある日

「何だか手が使えそう」と思い、

ご利用から約数か月後には食器を洗う時スポンジを麻痺した手で握り洗えるようになっています。

補助手使用

従来のリハビリは、麻痺肢を改善するというよりも、麻痺した手足を上手に使えるようにすることを重視しています。

しかし、それだけでは「リハビリ室では出来ても病棟や自宅に戻ると出来なくなる」という問題点がありました。

リハシード福岡が行っています川平法は、意図した運動を反復していくことで脳神経の可塑性による身体改善が期待できます。

「いつの間にか良くなっているかもしれない」「この動作、なんだかできそう」と思い、

ご自分から「やってみよう」と麻痺肢を動かす気持ちになりやすいのです。

さすが、医師であり研究者の視点から提唱されたリハビリですよね。

例えば、風邪をひいて39度の高熱の時は身体は動きませんし「熱が下がるまで安静にしよう」と動こうとも思いません。平熱に戻りつつある時に体調も良くなり「室内なら動けそう」という気になり、平熱に戻った時には「外に出ても大丈夫」と自分の身体を自分で確認しながら行動するような感覚に似ているとSさんをはじめ他の方を拝見して思いました。

もちろん、「○○の動作がしたい」とある動作に向けて動作分析をし川平法にてアプローチすることも可能です。

「この動きならできそう」というご自身や「そう言えば最近麻痺の手が・・・」という周りの方の気づきは、脳神経路が形成しつつある証拠です。動かす大きな1歩となり大切ですね。

Sさんはスケジュールの都合上、週1回のご利用もできない時がありますが、周りが気づかれるくらいの改善をされています。

リハシード福岡では、ご本人やご家族のご都合により利用回数を検討することもできます

これから身体が動かしやすくなる季節とともに、一緒に麻痺の改善していきましょう!

最後までご覧いただきありがとうございます。

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